日々、求め続けられる着磁波形の解析。すべてはここからはじまる。
小型・高精度化するモーター業界の中で、着磁波形解析の進歩が日々要求されています。
マグネットアナライザーは、着磁された円筒形マグネットの磁束分布を自動測定し着磁波形、各極の磁束量、着磁角度、面積などを解析する測定装置です。
当社DMTでは、スピンドルモーターの設計経験を生かし、高精度かつ機能性・操作性に優れたマグネットアナライザーの開発製造に取り組み、多くのお客様に高い評価を頂いています。
お客様の仕様に合わせたマグネットアナライザーも製作しております。
MAD-310RAS
いつでも誰でも同じ値 再現性へのこだわり
MAD-310RASは、X・Y・Z軸座標のメモリ機能を搭載し、いつでも誰でも同じ測定値になるよう再現性を追求しました。当社独自の超極細プローブFC-075(幅0.6mm×厚さ0.28mm)も使用でき、磁束の近接測定に優れます。
<マグネットアナライザー/測定波形イメージ>
特長
- ジョグダイヤルによるスライダー簡単位置決め
0.01mm/0.05mm/0.1mm step
- X・Y・Z座標のメモリ機能、プログラム測定が可能
- ポイントオート機能
- 周波数解析機能(特許取得済)
- スキュー角度測定が可能(特許取得済)
- 回転角度分解能 max.43,200p/rev
- 自動移動 max.200mm、分解能 max.0.01mmまで可能
- 2D編集機能(2次元)
- 表計算ソフトへのデータ転送
- アスキー出力計算
- ベクトル測定・解析(オプション)
- 超極細プローブFC-075(幅0.6mm×厚さ0.28mm)が使用できます。
オプション
- 多彩なベクトルマップ表示
- 2軸方向(3軸方向)の合成波形表示が可能
- 業界初
合成波形の角度表示機能、周波数解析
マグネットアナライザー MAD-310R/310RA
多くの技術者に支持されているベストセラー(3次元表示モデル)
MAD-310R/310RAは、X軸に回転角度(Deg)、Y軸に表面磁束密度(Tesla)、Z軸に高さ(mm)の位置とする3次元表示を行います。
また、X軸に周波数(Hz)、Y軸に磁束(dB)、Z軸に高さ方向(mm)の位置とする周波数3次元表示も可能です。
2次元(X、Y軸のみ)としても使用でき、3次元波形から2次元波形にPICK-UPすることも可能です。
特長
- 周波数解析機能(特許取得済)
- スキュー角度測定が可能(特許取得済)
- 回転角度分解能 max.43,200p/rev
- 自動移動 max.200mm、分解能 max.0.01mmまで可能
- 2D編集機能(2次元)
- 表計算ソフトへのデータ転送
- アスキー出力機能
- ベクトル測定・解析(オプション)
- 超極細プローブFC-075(幅0.6mm×厚さ0.28mm)が使用できます。
マグネットアナライザー MAD-200 製造中止
2次元表示専用モデル
特長
- 周波数解析機能(特許取得済)
- 回転角度分解能 max.21,600p/rev
- SINE波形との比較、差表示
- 各極の最大値、角度及び面積のデータ
- 横カーソルにより、任意のポイント測定が可能
- 縦カーソルにより、クロスリストのデータ表示
- 任意のポイントへの波形移動が可能
- メモリー機能により最大6サンプルの波形を同時表示
- 超極細プローブFC-075(幅0.6mm×厚さ0.28mm)が使用できます。
FSMA-1500 製造中止
平面磁界用マグネットアナライザー
センサーマグネットの磁気ベクトル解析に最適
FSMA-1500は、センサーマグネットなどの閉磁路ではないマグネット単品の磁気測定においてはX・Y・Zの3軸方向の磁束密度測定が必要不可欠です。当社では精度&操作性&解析性を追求した、平面タイプの3軸マグネットアナライザーを開発しました。センサーマグネットの磁気ベクトル解析に最適です。
<平面ベクトル測定波形(3D)イメージ>
特長
- 測定移動範囲 X:150mm Y:150mm Z:150mm
- 移動最小分解能 X:0.01mm Y:0.01mm Z:0.01mm
- 測定磁束範囲 0.01mT(ミリテスラ)〜4T(テスラ)
- エンコーダによる真値の測定位置
- 高速サンプリング(通常タイプに比べおよそ8倍)
オリジナル機能
- 業界初
測定したベクトルデータ波形をマウスを使って360°回転させながら表示が可能
- 業界初
ベクトル波形状をクリックする事で任意のポイントの詳細データを表示
- 世界最小サイズ
超極細プローブ FC-075を使用可能(幅0.6mm × 厚さ0.28mm)
- カンタン操作
JOGダイヤルによるスライダー位置の微調整が可能(移動最小分解能0.01mm)
※仕様及び外観は予告なく変更する場合があります。