会社概要

着磁技術の専門エンジニアリング
オンリーワン技術で世界に発信

<プロフィール>

ディー・エム・ティー
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地元工業高校卒業、信濃特機を経て韓国企業サムスンの技術顧問に就く。90年にディー・エム・ティーを創業、社長に就任。東京銀座の特許事務所の顧問、企業コンサルタント、講師など多方面でも活動。
趣味は音楽。釣り。
 「人生は一度ですので“とことんやる”“モノづくり”を信条にしています。この精神を継承し続けたくて、また、好きで独立したからこそ必死ですよ」と熱い想いを語るディー・エム・ティー社長の---氏。
 高校時代の16歳のときにバイクで事故に遭遇、大型トラックの下敷きになり、125針を縫う大怪我から“奇跡の生還”をする。
まさに人生の岐路を体験した。
 学校卒業して、モーターメーカーに就職したが、24歳のとき“モノづくり”に原点を感じて、脱サラして思い切って創業。1990年10月にディー・エム・ティー社を設立しました。
 これまでのモーターメーカーで培った技術を活かして、モーターの特性の向上に役立つ使いやすい測定器、着磁技術などユーザーの立場からの製品・設計に努めてきた。
 「モーターを設計していた経験を活かし、お客さんが必要とするモーター特性を満足できるような製品、着磁ヨーク技術を極めてきました」とモーター特性の向上に努めている。
 また、生まれも、育ちも、会社も長野県の諏訪湖に近い。電子・電子部品、精密機器が集約しており、企業間での技術競争が激化していた時期に、精密、微細を活かせるニッチな部門で発展してきた。
 この着磁技術は、高精度が要求されるモーターに磁化を飽和するまで磁界を与える作業で、モーター内部・外部のコイル、マグネットに磁性を得て磁界を発生させている。磁極形状などのノウハウにより、高精密な回転が得られ、コキングトルク、騒音などを低減することを可能にした。
 また着磁コイルはN極、S極での着磁が可能であるのに対して、着磁ヨークはコイルと透磁率および飽和磁束密度が高い材質で磁気回路を形成し、さまざまな磁化パターンができる。さらに、着磁されたマグネットの磁束分布を自動測定して磁束波形、各極の磁束量、着磁角度、面積などを解析する着磁波形解析システムは業界トップクラスを誇ってる。
 着磁技術の専門エンジニアリングとしてODA(政府技術援助)、さらにNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクトのフライホイール電力貯蓄用超電導軸受技術の研究に参画するなど社会貢献している。
 「今後は、ゼロからスタートした技術起業なので、個性を活かしたオンリーワン製品を世界に発信していきたい」と専門技術エンジニアリングとして日本のモノづくり技術を発信するとしている。
<日工フォーラム 2004年7月号より> 

環境への基本理念

当社は地球環境の保全が地球上での生活を営むすべてのものの重要課題の一つであることを確認し、自然環境保全に努め、次世代を担う子供達の未来を守る為、環境への影響を考慮して行動することを基本と考える。
  • ISO14001ISO14001 取得
    適用範囲: 本社・工場
     長野県上伊那郡中川村片桐5710-2
     敷地面積 1,000㎡、延床面積 300㎡
  • 全営業車をハイブリッド化
  • 太陽光発電システム(5kw)
  • 社内灯のLED化
  • 小さな環境運動の推進(地域河川のゴミ拾い)
環境への基本理念
環境への基本理念
環境への基本理念
環境への基本理念
環境への基本理念

概要

商号
株式会社ディー・エム・ティー
所在地
  • 本社外観
    本社
    〒399-3802
    長野県上伊那郡中川村片桐5710-2
    TEL0265-88-4700(代表) FAX0265-88-4701
    e-mail:technica@dmt-msa.co.jp
  • 東京サテライトオフィス
    〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-21-13 ウエストパークタワー池袋
  • 熱海サテライトオフィス
    〒413-0003 静岡県熱海市海光町1-5 熱海クリフサイド
代表者
---
資本金
1,000万円
事業内容
  • DiMoTion事業部(長野本社・東京サテライトオフィス・熱海サテライトオフィス)
     着磁装置ならびに関連機器の設計・製作
     磁束測定装置の設計・製作
     磁気応用機器の設計・製作
     省力化機器装置の設計・製作
  • I-net事業部(長野本社・東京サテライトオフィス・熱海サテライトオフィス)
     テレビ・ラジオCM等の音源・映像プロデュース
     テレビ・ラジオ番組制作及び放送代理店
     会社案内・商品紹介ビデオの制作
     web制作及び広告

沿革

2022年4月
熱海サテライトオフィス移転
Atami satellite office relocation.
2020年 9月
熱海サテライトオフィス設立
We established a Atami Satellite Office.
2019年 5月
「小さな環境運動の推進」の一環として、地域の竹林を整備
Develop local bamboo grove as part of "promotion of small environmental movement"
2018年 9月
キャリーカートの 特許取得
We were granted a patent for the Carry Cart.
2017年 8月
本社工場を増築
I enlarge a headquaters factory .
2015年 4月
全営業車をハイブリッド化
Change all sals vehicles to hybrid cars.
2013年 9月
本社工場を増築および防音ルーム新設(99.17㎡)
I enlarge a headquaters factory and found Insulation room(99.17㎡).
2012年 9月
着磁電源の 特許取得
We were granted a patent for the Magnetizing Power Supply.
着磁検出プローブの 特許取得
We were granted a patent for Magnetizing Detection Probe.
2011年 12月
東京サテライトオフィス設立
We established a Tokyo Satellite Office.
2009年 9月
本社工場を増築
We further extended our main factory.
2007年 8月
太陽光発電システム(5Kw)を設置
Our factory now has with solar energy generating system(5Kw).
2006年 8月
本社工場を増築
We extended our main factory.
2001年 8月
磁石解析装置の 特許取得
We were granted a patent for the Magnet Analysis Device
2001年 3月
環境マネジメントシステム「ISO14001」を取得
We gained "ISO14001," the environmental management system.
2000年 12月
株式会社ディー・エム・ティーに組織変更
We conducted an Entity Conversion and became DMT Co., Ltd..
2000年 8月
ワイヤーカット放電加工機を社内に導入
We began using a wire cut electric spark machine in the company.
2000年 5月
着磁検出方法の 特許取得
We got a patent for a method of detecting magnetization.
1999年 11月
着磁技術によるモータ特性の向上を考え「解析室」を設置
We set up the "analysis room," to improve t motor characteristics with magnetizing technology.
1999年 2月
マレーシアにてODA(政府技術援助)を行う
We participated ODA (Official Development Assistance) in Malaysia.
1998年 3月
資本金を1,000万円に増資
We increased our capital to 10 million yen.
1998年 1月
マグネットアナライザー MAD-300を開発
We developed the Magnet Analyzer MAD-300.
業界初としてスキュー角度測定を機能化する 特許取得
We functionalized the industry's first Skew Angle Measurement. (patented)
1996年 10月
マグネットアナライザー MAD-200を開発
We developed Magnet Analyzer MAD-200.
業界初として着磁波形の周波数解析を行う 特許取得
We conducted the industry's first frequency analysis of magnetizing waves. (patented)
1996年 7月
現在住所 上伊那郡中川村に本社新築移転
The main office was moved to the current place, Nakagawa in Kamiina-gun.
1991年 4月
有限会社ディー・エム・ティーに組織変更
The company carried out an Entity Conversion and became DMT Limited.
1990年 10月
長野県駒ヶ根市上穂南9-3にディー・エム・ティー設立
DMT was established at 9-3, Kamihonami, Komagane-shi, NAGANO

解析室 設備

解析室 設備着磁技術による「モーター特性の向上」を考え解析室を設置しました。騒音計・防音ボックス・スペクトラムアナライザー(FFT)にて騒音の解析、トルクゲージ・Back EMF測定器にてコギングトルク・トルクリップル等の解析、マグネットアナライザーにて表面磁束波形の解析を着磁実験と同時に行います。お客様と打ち合わせをし、その場でスピーディーに解析、モーター特性の向上に努めたいと考えております。